α-Synucleinがミトコンドリア機能を阻害する分子メカニズム
Science Translational Medicineより。α-Synucleinはパーキンソン病などの脳内に蓄積することが知られていますが、α-synucleinがTOM20に結合し、ミトコンドリアの機能不全を起こしていることが報告されました。TOM20はミトコンドリアの機能に必要なタンパク質を、ミトコンドリア内部に取り込む機能があり、その機能が阻害されることで、ミトコンドリアに本来必要なタンパク質を取り込むことができなくなるようです。
α-Synuclein binds to TOM20 and inhibits mitochondrial protein import in Parkinson’s disease
http://stm.sciencemag.org/content/8/342/342ra78