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Bethelgeuse’s blog

最近のneuroscience系科学論文を簡単なコメントつきでアップ

パーキンソン病患者脳内に蓄積するα-synucleinフィブリルと結合する膜タンパク質LAG3

Scienceより。パーキンソン病患者の脳内にはレビー小体という病理像が認められ、そこにはα-synucleinが蓄積しています。α-synucleinは家族性パーキンソン病の原因遺伝子としても知られ、パーキンソン病の病態と深く関わっています。α-synucleinは多量体を形成し、線維状のフィブリルとなり、毒性を発揮するといわれ、またそれらが細胞から細胞に伝播し、脳内に病態が広がっていきます。このα-synucleinフィブリルと結合する膜タンパク質を探索した結果、lymphocyte-activation gene 3 (LAG3) というタンパク質が同定されました。実際に、LAG3欠損マウスやLAG3抗体によってα-synucleinの伝播や細胞毒性が軽減しました。

Pathological α-synuclein transmission initiated by binding lymphocyte-activation gene 3 | Science