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Bethelgeuse’s blog

最近のneuroscience系科学論文を簡単なコメントつきでアップ

抗Nogo-A抗体ozanezumabの筋萎縮性側索硬化症 (ALS) 患者を対象にした臨床第2相試験結果の論文報告

Lancet Neurologyより。Nogo-Aは神経再生を阻害する因子として知られ、GlaxoSmithKline社がALS患者を対象に、抗Nogo-A抗体ozanezumabの臨床開発を進めていましたが、既に開発は中止となっています。2015年にALS患者を対象とした試験で、有効性を見いだせなかったと学会では発表されていましたが、その臨床試験の結果が論文報告されました。臨床試験では、303名の患者がプラセボ (151名) およびozanezumab (152名) を投与され、主要評価項目には運動機能などを評価するALS Functional Rating Scale-Revised (ALSFRS-R) のスコアと生存率が採用されました。2週間に1回、ozanezumabもしくはプラセボが投与され、48週間に渡って臨床試験が行われましたが、ozanezumabによってALSFRS-Rおよび生存率の改善はともに認められませんでした。

Safety and efficacy of ozanezumab in patients with amyotrophic lateral sclerosis: a randomised, double-blind, placebo-controlled, phase 2 trial

http://www.thelancet.com/journals/laneur/article/PIIS1474-4422(16)30399-4/fulltext

2015年学会報告に関する記事

Ozanezumab Yields Disappointing Results for Treating Amyotrophic Lateral Sclerosis: Presented at ANA - FirstWord Pharma